解決事例
(個人の特定ができないように配慮しています)
離婚に伴う任意売却
離婚することが決まったご夫婦、ご主人が相談にみえました。既に別居されていましたが、離婚届けは未提出でした。
ご夫婦名義のご自宅は住宅ローンの残債が5000万円ほど、
このままだと競売になる状況でした。
あまり安く売りたくはないが、競売開始まで時間もありません。
そこで、弁護士・不動産鑑定士を交えて検討し、一般に売却する場合の価格と業者買取の価格を提示した上、1ヶ月間一般公開し、売却できなかった場合は業者に売却するという方針を立て、了解をいただきました。
駅から徒歩圏であり、環境も良いところだったので二週間ほどでお客様がつきました。
住宅ローンを返済しても手元にお金が残りました。
早めに処理ができて安心したと大変喜んでいただきました。
その後、弁護士からの助言を受けて、離婚も無事成立しました。
会社倒産
経営されていた会社が倒産。自宅と工場が競売にかかることになりました。
不動産会社を通して売りに出されていました。自宅は売却できましたが、工場は、価格が高めということもあってなかなか売れません。
相談を受けたときは,競売開始まであまり時間が残されていませんでした。
そこで、建売業者に売却することにして、弁護士が銀行などの債権者と売却価格を交渉し、話をまとめました。
現場事故による収入減
建設現場で働いていたご主人が事故にあいました。
1ヶ月ほど入院し、その後リハビリをしていましたが、収入がなく住宅ローンの支払いが滞りました。他にもカードローンや消費者金融からの借り入れがありました。
ご本人の意向は、競売になる前に任意売却をしたいとのことでした。
住宅を拝見すると、物件は古く、駅から15分くらいあります。
不動産鑑定士も、建替えがベストだとの見解であり、建売業者に売却するよう手配いたしました。
当初の希望価格より安くなりましたが、弁護士に債務整理を依頼して債権者と和解できたこともあり、生活の再建ができると喜んでおられました。
病気による会社退職
会社勤めをしていたご主人が病気になってしましました。
療養のため長期に休暇を取っていましたが、退職することになりました。
奥様とも離婚、ご主人は実家に帰ることになりました。
マンションをお持ちになっていましたが、住宅ローンの支払いが滞り競売開始決定になり、相談にお見えになりました。
マンションの売却についてはお二人とも同意されていて、早速売り出しの手配をいたしました。購入希望者が現れ、債権者と話をいたしました。
ほぼ、こちらの思っていた金額で解決し喜んでいただきました。
連帯保証
会社の連帯保証人になっていましたが、その会社が倒産してしまいした。
ご相談の際、弁護士が連帯保証の契約書を確認したところ、契約上の問題はなく、支払い義務は免れないので、何とか自宅の競売を避けるという方針を立てました。
家は比較的新しく、環境も良かったので1ヶ月ほどで購入希望者が見つかりました。
ご本人は新居のアパートを見つけられたので、売却代金の中から引越し費用をお渡しし、新しい生活を始められました。